dekigoto: October 2004 Archives

ITConversations

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クッキング中は、なんらかの音を大音量でかけるのが好きである。

特に最近は、ITConversationsの音源をダウンロードして流していることが多い。梅田望夫さんも、「この分野に興味のある人にとっては、IT Conversationsはとてもいい英語教材であると思う。」とおっしゃってますが、IT関連の先駆者の生の声を聞けるのは確かにいいですね。内容も自分のやってる分野のことだし。CNNやBBCをひたすら聞き流しているよりも、効果的な気がします。

演説(公演?)が主なので、かのMartin Luther King, Jr.とかRichard von Weizsackerの演説とまではいかないが、「生」な感じの音声が自然に耳に入ってくる心地なので、聞いていて飽きないので、お勧めです。

告知

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医者に「水虫」と告知された。

生まれてこのかた、水虫などとは縁のない生活を送っていた。しかし、フィリピンの豊富な湿気と汗ばむ気温に恵まれた結果、起こるべくして起こった事態とも言えよう。

最初は足の指間に小さな水泡がいくつか出来ただけで、痛みも痒みもなかったのが、日がたつにつれ範囲が広がり、水泡は膿泡に変化していった。そのうち足の裏全体に広がり、歩行困難に・・・。仕舞には手にもブツブツと。それを見た自分もブツブツと文句を垂れながらも、医療調整員の進めで皮膚科にかかることになった。

内心、「これって水虫?!」と思いながらも、それを認めたくなかったので、コンピュータ隊員らしく、インターネットであらゆる症状を検索し、自己診断の結果「掌せき膿泡症」と勝手に判断。この病名を英訳して、医者に持っていき、「僕はこの病気だと思います」と言うつもりであった。

そしていざ病院へ。診察台に乗せられて、しばし待つこと5分。女の先生が部屋に入ってきて、足を見るや否や、

「あ、これ水虫だね。」

おいおい君、触診とか顕微鏡検査とか、先にやることがあるじゃないか。一目見ただけで「水虫」で片付けるなんて・・・。しかも、出会ってまだ10秒しか経っていないのに、人の足を見て「水虫」と決め付けるとは、失礼にもほどがある。俺も負けてはいられないと、「先生、俺は掌せき膿泡症だと思います。」と言ってみた。すると、

「全然違うよ。絶対に水虫」

言ったな。今「絶対」って言ったな。俺は悔しくなり、「じゃあ、顕微鏡検査してみて下さいよ。」と、なぜか喧嘩ごしに。白癬菌が出たら医者の勝ち、違ったら俺の勝ち。なんだかよく分からんが、勝負の様相を呈してきた。なぜここまで自分が水虫と診断されるのを拒否するのかもわからないが、なぜだか悔しいのだ。

しかし、医者は、「今日のあなたの足はウェッティー過ぎるから、今度来たときに検査するね」とはぐらかされてしまった。「取り合えず水虫の薬出しとくから」と言われたが、誤診だったらどうするのだ!今でも歩くのが精一杯なのに、これ以上酷くなったら責任取ってもらうからな!こいつ、もしかすると勝負を避けてやがるな?と、色々なことを思いながらも、医者と喧嘩をするのは得策ではないとの結論に至り、その日はおとなしく帰宅することに。

それから一週間後の今日、とうとう勝負の日が来た。今日の昼には俺が水虫なのか否か、白黒はっきりする。

そしていざ診察台へのぼり、メスで皮膚を切り取られる。「これから検査しますので」といわれ、待つこと10分。「検査結果が出たので、先生から説明があるそうです」との声がかかった。

先生のところに行き、椅子に腰掛けると、彼女はなぜだか勝ち誇った表情で、

「やっぱり水虫でしたよ。」

完全敗北である。しかし、彼女の勝ち誇った表情と「やっぱり」という言葉が、敵対心むき出しな感じで、私の心をイラつかせた。なんとも大人気ない「告知」の仕方だろう。俺は自分が水虫であるということよりも、この医者の患者を打ちのめす態度に落胆してしまった。確かに勝負を仕掛けたのはこっちだ、それにしても、告知の際にはもっと医者らしい言い方があるだろう。。。

いずれにせよ、私と水虫との共同生活は始まってしまったわけで、この国には冬は来ないから水虫菌の活動が治まることもないわけで、なんとも切ない気持ちになっている今日この頃です。

銀行システム停止

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銀行にお金を下ろしに行ったら、システムがダウンしていて下ろせなかった。

この銀行は、フィリピンでも一番大きい都市銀行で、多くの企業が利用している。いわば、フィリピンで一番信用のある銀行といえる。JICAから支給される生活費も、この銀行の口座に振り込まれる。

今日、今月の生活費を下ろそうと思って銀行に行ったはいいが、窓口のお姉さんに「今、システムがダウンしてるんで、何の処理もできません」と言われた。システムのメンテナンスでもやっているのだろうと思い、「何時ごろ復旧予定ですか?」と聞くと、「突然のことなんで、いつ復旧するかわかりません。いつもは大体30分くらいで復旧するんですけどねぇ」といわれた。え、このシステムダウンって、あらかじめ通知されて実施されているものじゃないの?しかも、「いつもは」って、そんなにしょっちゅうかよ!といろいろな疑問が浮かんでしまった。

これがもし日本の銀行で起こったら、新聞沙汰である。「○○銀行のシステムがダウン。○○万人の利用者に影響が」みたいなテロップで、大きく取りざたされることだろう。しかし銀行も銀行だが、フィリピン人もこれに対して一切文句を言わないところがすごい。いつ復旧するともわからないのに、不満一つもらさずにずーーっと待ってるのだ。なんか、銀行で俺一人が騒いでいたみたいで、逆に目立ってしまったようだ。日本の物差しは外国では通用しないというのはよく言われる話だが、これもその一例だろう。

裸族

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家に居るときはいつもトランクス一丁だ。

別に露出狂の気があるわけではない。ただ単に暑いのだ。クーラーはあるにはあるが、近所のおばちゃんたちに、「あの日本人、毎日クーラーつけて贅沢ねぇ」なんて思われたくないので、なるべく使わないようにしている(室外機の音が異様に大きいから、使っていることがバレバレなのだ)。

先日、同じ市に配属されている隊員がうちに遊びに来た。みんなで夕食を作って食べていたのだが、みんな口々に「お前んち暑いな」と言う。確かに自分もその日はとても暑く感じた。

なんでだろー、いつもはそこまで暑くないのになぁ。今日は沢山人がいるから、熱気で暑くなってるのか?などと、色々思案していたのだが、なぜだか原因が分からない。そーこーしているうちに、夕食は出来上がり、みんなでワイワイと頂いた。

そして10時ごろみんなが帰宅してから、ふと自分の体にまとわり付いているものに気付く。「服」だ。あ、俺今日服着てるじゃん!どーりで暑いわけだ。それに気付いた俺は、そそくさとトランクス一丁に。やっぱり人間は、うまれたまんまの姿が落ち着くのさ。

アリ戦争

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約1ヶ月に及ぶアリとの戦いにも、ようやく終止符を打てそうである。

今日、日本の実家から書籍などの荷物が届いた。その中に、母親に絶対に忘れずに入れてくれと頼んでおいた「アリの巣コロリ」が入っていた。フィリピンにもそれに似た種類の薬剤はあるのだが、アリが大量にいる場所にあからさまに置いても、無視されるのである。全くの効果無し。そして今日、日本が誇る発明品?である「アリの巣コロリ」投入してみた。

結果は・・・、写真の通りである(暗闇で撮影したので、少々画質が悪いです)。設置後5分でアリの侵入を確認し、30分後にはご覧の通りである。後は、2~3日後にアリの姿を見なくなれば、大成功である。しかしまだ、蚊やヤモリの退治が残っている。戦いの日々は続く。。。