book: February 2006 Archives

吉行淳之介

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松岡正剛の千夜千冊での吉行淳之介評を読んでみた。

それで吉行淳之介訪問はどうだったかというと、作家は山の上ホテルの広い和室に陣取って、いっぱいの本と原稿用紙に囲まれていた。終始タバコを口にし、糊のついた着流しで立て膝をつき、座ったまま、「やあ、君が松岡君か」と男さえぞくっとする白夜のような微笑を送ってきた。 その傍らにはいつもごろっとなれる低いベッドがおいてあり、それがなんとも「何かの直後」を想わせて、なまめかしい。ともかく美しい。眼が涼しい。男に対してもその妖しい色気を隠さない。それを楽しんでいる。

男性にすらこういう印象を与えるところがイイよねぇ。

停電の夜に

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停電の夜に停電の夜に
ジュンパ ラヒリ Jhumpa Lahiri 小川 高義

新潮社 2003-02
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恐らく今年読んだ本で一番面白かった。(ってもまだ2月だが)

インド系アメリカ人二世(両親はカルカッタ出身のベンガル人)のジュンパ・ラヒリによる短編集。この作品は、2000年度のピュリツァー賞やニューヨーカー新人賞など、多くの賞を受賞している。