共謀罪をめぐる論争
共謀罪の新設をめぐって、法務省と日弁連が対立している。
結論からして、日弁連や市民団体が当法案に反対するのは当然である。というか、一国民としても断固として反対すべき悪法であることは間違いない。もう少し正確に言えば、共謀罪の趣旨そのものはおおむね理解できるのだが、現行法案のままではあまりにも適用範囲が広いため、普通の生活を送っている一般市民にとってリスクが大きすぎるので、大幅な修正 (共謀罪の成立要件の明確化) が必要だと思われる。
一部では、「治安維持法の復活だ」とまでささやかれているが、時期的に教育基本法の改正案 (例の「愛国心」問題でもめたやつ) とセットで提出されているから、国民が疑心暗鬼になるのもしょうがない話だ。
少し分かりやすい話をすると、もしこの共謀罪が現行法案のまま可決したとすると、居酒屋で友達と飲んでいるときに、以下のような話をしただけでもつかまる可能性が出てくる。
私「こないだ買ったAVD、超いいヨ。今度貸そうか?」
* AVD (アダルト DVD の略。私の友人の間だけで使われる専門用語)
友「おぉ!貸して貸して!っていうか、焼いて俺にくれよ。」
私「OK。ってか、そんなにお前がこの女優好きだとは思わなかったなー。」
友「だって今大人気じゃん!みんな欲しがってるぜ。しかもそのADV、品薄で手に入りづらいらしいし。」
私「そうなんだー。そんなに人気なら大量にDVD焼いて安く売れば儲かるんじゃね?」
友「お、いい考えじゃーん。俺の友達も欲しがってるやついるし。」
友「じゃ、週末2人でDVD大量に焼くかー。んで500円とかで売りまくるべ!!」
・・・・ガサっ (腕をつかまれる音)
捜査員「はーい、アウト。残念賞~。著作権侵害に関わる共謀罪でタイーホします。」
というように、酒の席での冗談の会話であっても、ろくに怪気炎を上げることもできなくなるのだ。おぉ、怖い怖い。ますます冗談の通じない社会になってしまうではないか。。。。
ってか、新規ビジネスプランに対するインスピレーションって、日常生活における上記のような他愛も無い会話から生まれてきたりするもんでしょ?それがこんな感じでガシガシになってしまうと、うかつにモノも言えないって話だ。
しかしまぁ、このまま法案が押し切られれば、捜査当局による恣意的な運用や拡大解釈がなされるのは目に見えてる。そして、「共謀」してるかどうかを立証するために、盗聴による捜査を認めなければならない・・・という流れになっていくのは時間の問題だ。
共謀罪 - Web東奥 ニュース百科
http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2006/0418_2.html
「組織的な犯罪の共謀罪」に対する御懸念について - 法務省
http://www.moj.go.jp/KEIJI/keiji30.html
「共謀罪」に関する法務省ホームページの記載について - 日弁連
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/complicity_about_qa.html
組織的な犯罪の共謀罪に関するQ&A - 法務省
http://www.moj.go.jp/HOUAN/KYOUBOUZAI/refer06.html
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AVDの話が出来なくなるのか~(笑)
おおお…なんて世知辛い世の中になろうとしているんだ…
断固反対(# ゚Д゚)ノ
みっちーさん、こんにちは。
> AVDの話が出来なくなるのか~
ね。残念。
実は↑の会話、俺が高校時代に実際に友達と話した内容そのまんまだったりするんです。学園祭で売りまくろうってね。
もちろん当時はDVDないからビデオだけど。ってか、もちろん売ってないヨ (ここは強く主張しとく)