ブログ考(3) - ネタの拡散

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毎日どのようなネタを書いているかによって、そのブログの色が決まってくる。

ただひたすら毎日食べたものを記録するだけのブログもあるし、常に最新のゲーム情報だけを追いかけているブログもある。また、株価分析を行うブログもあれば、ペットの写真で埋め尽くされているブログもある。つまり、ブログにはその人の趣味趣向が色濃く反映され、そこに何が書かれているかによって、自ずと「色」が決まってくる。

本来、SEO(Search Engine Optimization)を重要視するならば、何か一つのカテゴリーに特化したブログを構築するほうがはるかに効率的であるといわれている。事実、一日うん万アクセスを誇るブログや、アフェリエイトで多くの収入を稼ぎ出しているブログというのは、何か一つ芯となる話題(もしくはスタンス)が存在し、一貫してそれに関するエントリーを続けている。(書評に定評がある情報考学Passion For The Futureや、時事ネタの評論に特化したR30::マーケティング社会時評など、その最たる例だろう)。

しかし、私を含めて多くの庶民ブロガーは、ネタが多方面に拡散しがちである。ある時は日常の日記を書いたり、ある時は映画の感想を書いたり、ある時はニュースを引用してきて意見を書いたり・・・。一般人は往々にして、何かに特化したネタというものを365日書き続けるということに対して「飽き」を感じるものである。また、飽きずとも、よほどそのカテゴリーに関する情報のアンテナを張り巡らしておかないと、そう長くはネタが続かない。

私も移り気な性格なので、新しいことや面白そうなことを見つけると、すぐに飛びついてしまう癖がある。何か一つのことをぐーっと掘り下げていくよりも、広く薄くのゼネラリスト的な思想のほうが性に合っているという感じだ。その為、このブログについても、話題のベクトルが放射線状の広がりをみせ、混沌としたコンテンツの蓄積になっている。

今も、Franz Ferdinandの骨に直接響くような単調なリズムがMTVから流れ出ているのを聴きながらこのエントリーを書いているのだが、自然に手がキーボードを叩いて文章を生み出している。どんなエントリーが出来上がるかなんてのは、実際に公開するまで自分でもあまり意識していないから不思議だ。

ネタなんてものは、深く考えずとも、今現在頭の中にあることをちょっと押し出してやるだけでいくつでも生まれるものだと、私は思う。つまり、SEO対策の為に「ネタの集約」を行いたいのであれば、意識してブログを設計する必要があるが、そうでない場合は、一般にネタが拡散していくのがブログというものだろう。

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