バクラ(bakla)

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タガログ語でバクラとは、男性のホモセクシャルを指す。

フィリピンでは、日常生活のいたるところで、このバクラに出くわす。職場で、ご近所で、学校で・・・。自分の周りにもバクラの人が何人かいる。自分の任地の大学のIT学科の生徒にもいるし、他の学部にも沢山いる。そして、自分の居住予定の家のご近所にも沢山バクラの人がいる。彼等はとても明るく、そして何故か日本語が得意だ。そして彼等と一緒にいると、いつも笑顔がたえないので、とても楽しい時間を過ごすことができる。

フィリピン社会においては、バクラの人々は疎外されることなく、周縁にて容認されている。彼等を受け入れる仕組みがしっかり出来ているからこそ、その中間的な人生を選択する人の比率も高くなっているのだろう。

しかし、現実問題フィリピンはキリスト教社会である。その中においては、いくら周縁の容認が得られたとしても、性的移行が社会的逸脱だとみなされてしまうのも、これまた現実である。このように、フィリピン社会は、文化人類的にも複雑な環境を持ち合わせているのである。

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