Speak your target language

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訓練所の研修棟では、日本語での会話は禁止である。

二本松訓練所は、候補生が日常の生活を送るための宿泊棟と、スタッフルームや診療室などがある管理棟、そして語学などの講義を受けるための研修棟の3つの建物で構成されている。

宿泊棟や管理棟では日本語での会話は許されているのだが、研修棟では日本語による会話が一切禁止されている。その慣習の一例として、左のような張り紙が各棟との連絡口に張られているのだ。

「Speak your target language」という文章が、数カ国の言葉で張り紙されており、各人自分の派遣国の言葉で全てを済ます必要がある。タバコを吸うためのテラスも例外でなく、ライター一つ借りるのにも、「Can I borrow your lighter.」と言わなければならない。

喫煙所は唯一の休憩場所なのに・・・、と最初は思っていたが、日常頻繁に使う生の英語が学べると思えば、だんだん楽しくなってきた。当訓練所の語学講師陣は幸いスモーカーが多く、テラスに行くと沢山のネイティブと喋ることが出来る。英語の講師だけでも、アメリカ・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア・イギリス・フィリピンなど、色々な英語が聞けるのだ。

しかし、研修棟では英語だけでなく、他の言語の訓練をしている候補生も多いので、あっちではクメール語、こっちではスワヒリ語、となりではマレー語という具合に人種のルツボ状態になっている。かなり特殊な世界であることには間違いない。。。

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