映画の終わり方について

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今日、梅田ブルクのナイトショーにて、ラストサムライを観て来た。

映画の内容については、ネタバレになるので書かないが、今日は「映画の終わり方」というテーマで思うところを羅列したい。映画のラストシーンには、大きく分けて2つのパターンがある。一つは、物語のその後を最期まで描くタイプの映画。そしてもう一つは、物語のその後を鑑賞者に想像させるタイプの映画である。

もう少し細分化すると、物語のその後を、映画の冒頭に持ってくるタイプのものもあるが、まぁ大きく分けると上述の2パターンだ。筆者の個人的意見では、映画のその後を鑑賞者に想像させるタイプの映画の方が好きである。というか、逆に言うと物語の結末を描ききるという映画は許せない。

なぜなら、映画というものは通常、主人公の人生のワンフレームを取り出し、その部分に焦点を当てて描かれているものである。なので、映画に登場する人物の「前」と「後」の人生については分からないし、また明確にするべきでもない。明確に描かずとも、そのワンフレームの描き方が優れた分析によるものであれば、その人物がどのような人生を送ってきたかは容易に想像が出来る。その術を持たない映画は、大抵「前」「後」の人生をあからさまに映像化してしまうのだ。

とても偏った映画論かもしれないが、2時間という限られた時間の中でメッセージを伝えなければならないのが映画の難しいところであり、また面白いところでもある。その2時間をどう使おうが、映画監督の勝手だが、スーパー合理主義者の筆者からすると、なるべく無駄な描写に時間を費やさずに、もっとコアな部分に力を注いで欲しいと思うのである。

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