Winny騒動を振り返る

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Winnyに参加しただけで摘発も? [ZDNet]

「Winnyなら匿名性が高いため、違法ファイルを流しても摘発されないだろう――」。そうした著作権侵害者たちの考えは、11月27日に覆された。

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は同日、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署が、P2Pファイル共有ソフト「Winny」で公衆送信権利を侵害した2人を逮捕したと発表した。今年1月時点で、約22万人が利用したとされるP2Pクライアントソフトでの摘発に、多くの関係者の注目が集まっている。

もう既に、あらゆるメディアやBlogサイトで語りつくされた感がある「Winny騒動」だが、一年の締めくくりとして、SE的見地からの能書きでも垂れてみようと思う。(偉そうに・・・)

今回のこの逮捕劇の大義名分は、言わずもがなソフトウェアや音楽・映像メディアの著作権保護である。作者が一生懸命作ったものを、金を払わずに手に入れようという輩はけしからんということだ。これはまぁ、至極当然のことなのだが、問題は、当のWinnyフリーク達に「著作権を侵した」という罪の意識はほとんど無いという点である。

Winnyは一種の「いたずら心」で楽しめるツールでありゲームのようなものである。Winnyに参加している人間の多くは、本気でそのソフトやメディアを手に入れたいのであれば、普通にお金を払って買ってもいいと思っているだろう。なのになぜ、このようなプチ違法行為をはたらいてまでWinnyを使ってダウンロードを試みようとするか。その答えは、Winnyのもつ「娯楽性」にある。

実際に店頭で買ったら10万円近くするPhotoShopがタダで手に入ったぞー!という喜びを味わったり、「裏ツール」たるちょっとアングラなかっこいい響きのものを使いこなしている自分に酔っているのだ。(筆者の予想では、PhotoShopをダウロードできたとしても、使いこなせる人間はごくわずかだと思われる(自分も含めて・・・))

Winnyによる犯罪行為を撲滅したいと本気で考えるならば、Winnyフリーク達がなぜWinnyを使うのかという「動機」にしっかり着眼するべきである。そうすればおのずと答えは見えてくると思うのだが。。。警察も、単純に「著作権保護」という肩書きだけで大鉈を振るのではなく、もうちっと頭を使ってWinnyフリーク達を手なずける方法を考えてみてはいかがでしょうか。キーワードは、「ネット犯罪者は、その行為が禁止されていて、かつ技術的ハードルが高ければ高いほど、その壁を越えたがる」だと思うのですが、いかがでしょうか?

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