UNIXという考え方―その設計思想と哲学

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UNIXとは何ですか?という問いに正確に回答をすることが出来る人間は何人いるだろうか。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学
Mike Gancarz 芳尾 桂

オーム社 2001-02
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世の中にはUNIXに含まれる大量のツールについて解説した書籍は山ほどがあるが、そもそもUNIXとは何か?どのようにして生まれたのか?という辺りに照準を絞った本はなかなかない。

そういった意味でこの本は、「UNIXの哲学」を紐解くには最適な書籍だ。終盤は少々内容がくどくなってくる面も否めないが、UNIXの設計思想に触れるという意味では、なかなか面白い本である。

どんなに優れたソフトウェアやハードウェアも、結局は人間が作った創造物である。人間が作ったからには、その製作者の理念や思想が色濃く反映している。よく、コンピュータシステムは非人間的で冷たいイメージで扱われがちだが、それらを作ったのが生身の人間である以上、その成果物であるコンピュータシステムも極めて人間的な一面を帯びているのだ。

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2 Comments

komat said:

このエントリを見てたらこの本がめちゃくちゃ読みたくなりました。うまいですね^^;
面白そうなので今度探してみます。lsコマンドくらいしか分からないんですが、私でも読めますかね?

Proust said:

書評を褒められたのは初めてです。ありがとうございます!
lsコマンドを知っていたら十分読めると思いますよ。
機会があれば、是非手に取ってみて下さい。

P.S.
私はAmazonの回し者ではないので誤解のないよう(笑)

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