radioという情報

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去年くらいから、NHKのラジオニュースを聞くのが日課になっている。

っても、本物の「ラジオ」でリアルタイムに聴くのではない。インターネットでRam形式で提供されている英語ニュースを、自分の好きな時間に、好きな回数だけ聴くのだ。これなら、毎日決まった時間にラジオの前で構える必要もなく、パソコンでネットしながら聞き流すことも出来る。

しかし、ラジオのもともとの語源から考えると、このようなインターネットを使った放送形態を「ラジオ」と呼ぶことに対して、少々抵抗がある。radioは、radiotelegraphy(無線電信)から生まれた。ラテン語の大元を辿れば、「車輪」という意味をもつ言葉である。車輪のHUBのように、四方八方に電波を発生させるというところから、「光線」や「放射」といった意味あいももつようになったとのこと。

インターネットで配信されるニュースなどの情報は、あきらかに「コンテンツ」であり、それ自体が受動的な存在である。視聴者がホームページ上の情報に対してリクエストを出すことで、初めてレスポンスが返ってくる。その点ラジオは極めて能動的だ。頼んでもないのに、勝手に電波を使って情報をばら撒いている。

単なる音として比較すると、確かに同じ「情報」である。しかし、その伝達形態を考慮すると、、その情報が持つ本質的な意味が変わってくる。情に報いると書いて情報。とても奥深い言葉だ。

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